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高島屋/業績予想を下方修正、買い控え傾向など響く

2008年09月16日 / 決算

高島屋は9月12日、6月27日に発表した業績予想を下方修正した。中間決算、通期決算とも下方修正しており、高島屋は修正理由を、消費マインドの急激な悪化で営業収益が想定以上に伸び悩んだこと、販売費・一般管理費の削減努力が営業収益の減少をカバーしきれないこととした。通期でも、当面消費環境の好転は見込めず、営業費構造改革を継続するものの業績の低下は避けられないとしている。

中間決算は、当初売上高4975億円、営業利益170億円、経常利益198億円、当期利益95億円と予測していた。これを今回、売上高4880億円(当初予測より1.9%減)、営業利益139億円(18.2%減)、経常利益159億円(19.7%減)、当期利益86億円(9.5%減)に修正した。

通期決算は、6月の時点で売上高一兆475億円、営業利益400億円、経常利益425億円、当期利益235億円と見通していたが、この数値を売上高一兆257億円(2.1%減)、営業利益340億円(15.0%減)、経常利益378億円(11.1%減)、当期利益199億円(15.3%減)にそれぞれ下方修正した。

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