流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





ダイユーエイト/売上高12.7%増、当期利益36%減

2009年09月30日 / 決算

ダイユーエイトが9月30日に発表した2010年2月期第2四半期決算によると、売上高は162億6000万円(前年同期比12.7%増)、営業利益3億2800万円(2.1%増)、経常利益2億7200万円(5.8%増)、当期利益7500万円(35.9%減)となった。

第2四半期は、4月にいわき内郷店、いわき鹿島店、福島蓬莱店、5月に茨城県への初出店となる茨城下妻店など6店舗を出店。3月には完全子会社のDKYコーポレーションが大国屋から茨城県内の大国屋千代田店、大国屋下館店のホームセンター2店舗を承継し営業を開始した。期末店舗数は59店舗となり、6月にエイト薬品を吸収合併した。

小売事業の概況は、主力のホームセンター部門は、既存店ベースで客単価が4.7%減少したが、客数が2.4%増加し、既存店売上高は2.5%減となった。全店ベースの売上高は9.6%増。商品別の販売動向は、工具金物やエクステリアの高額商品が伸び悩む一方、園芸・植物などガーデニング関連、ペット関連、日用品が好調に推移し売上を牽引した。

販売促進策では、ホームセンター全店で「800品目値下げ宣言」を実施し、日用品、家庭用品、ペット用品、作業用品などの対象商品の中から生活必需品800品目を選別、値下げ販売を展開した。

利益面では、利益率の高い園芸用品・植物等の売上が増加したものの、低価格志向の浸透に伴う価格競争激化などでホームセンター部門の商品荒利益率は全店ベースで0.4%減と横ばい。加えて新規開設6店舗の開店一時費用が増加したため、営業利益が伸び悩んだ。小売事業売上高は158億5100万円、営業利益は3億5300万円だった。

通期は売上高332億円(15.1%増)、営業利益6億円(19.6%増)、経常利益4億7000万円(29.2%増)、当期利益1億8000万円(46.6%増)を見込んでいる。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧