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サンワドー/販管費の節減効果で、営業利益64.9%増

2009年09月30日 / 決算

サンワドーが9月25日に発表した2010年2月期第2四半期決算によると、売上高は146億1500万円(前年同期比0.5%増)、営業利益1億6000万円(64.9%増)、経常利益1億2900万円(72.9%増)、当期利益1300万円(前期は5400万円の当期損失)となった。

店舗状況は、不採算店の函館湯川店を8月20日に閉鎖し、ザ・サンワ弘前樋の口店を設備負担の軽減に努めながら改装、好調な食品部門を増設した。これが売上を押し上げる効果があった。商品面では、買い得の商品3000品目を選定し、エブリデーロープライス重点販売商品と位置づけ売上増加につなげた。

第2四半期の部門別売上は食品部門が14.7%、カー・レジャー部門が1.4%それぞれ増加し、その他の部門(リビング、ペット&グリーン、DIY、家電部門等)の減収をカバーし全体では微増ながら増収となった。利益面では増益となっているが、これは「家計応援」買い得商品のロープライス戦略を展開したため売上総利益が1億4900万円減少したが、人時生産性向上による人件費の節減と広告宣伝費の見直しを中心に、販売費・一般管理費を2億1200万円削減できたため。

通期は売上高286億5000万円(0.5%減)、営業利益4億2000万円(126.3%増)、経常利益3億3000万円(200.9%増)、当期利益1億円を見込んでいる。

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