流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





テイツー/当期利益5.3倍

2010年04月19日 / 決算

テイツーが4月19日に発表した2010年2月期決算によると、売上高は417億6000万円(前年同期比0.4%増)、営業利益12億600万円(34.7%増)、経常利益11億2400万円(33.1%増)、当期利益7億4100万円(436.7%増)となった。

2010年2月期は、減損損失や事業構造改善費用等の特別損失を計上した一方、子会社2社を吸収合併したため、被合併会社の繰越欠損金を引継ぐことでの税額の減少、税効果会計などで当期利益は大幅に増加した。出店状況では、5店舗を出店し5店舗を閉店したため期末店舗数は150店舗となった。

古本市場事業では、全店舗に新しいPOSシステムを導入し、店舗オペレーションの効率化を図った。また下期を中心に、経営資源の最適化と事業セグメント間のシナジーの最大化を目的とした組織変更、物流センターの統合と機能集約を決めた。古本市場事業の売上高は386億9900万円(1.0%増)、営業利益は21億6000万円(0.3%増)だった。

アイ・カフェ事業の売上高は26億7500万円(6.0%減)、営業利益は、業務効率化を図り人件費などのコントロールに努めたため3500万円(前期は1億5700万円の営業損失)となった。

EC事業は売上高4億6000万円(9.6%減)、営業損失2800万円(100万円の営業利益)で推移した。

来期は店舗とECの在庫管理レベルの統一、物流センターの統合による在庫の有効活用などを視野に入れ、売上高420億円(0.6%増)、営業利益10億5000万円(13.0%減)、経常利益10億円(11.1%減)、当期利益5億円(32.6%減)を見込んでいる。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧