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テスコ/中間決算、売上高8.3%増の4兆5325億円

2009年10月22日 / 決算

テスコが発表した本年度中間期決算(ことし8月末までの26週間)は、グループの売上高が前年同期比8.3%増の304億4000万ポンド(4兆5325億円)、営業利益が14.0%増の15億5100万ポンド、税引き前利益が1.5%増の14億1900万ポンドとなった。

アジア市場は、売上高が38.3%増の43億8500万ポンド、営業利益が20.7%増の1億7500万ポンドだった。

日本については、小売市場が依然として冷え込んでいるため、2003年に買収を通じて日本市場に参入した際に得た営業権のうち、約半額を減損会計することが妥当だとしている。損益計算書に算入される特別損益は8200万ポンド。

同社の最高経営責任者(CEO)のテリー・レーヒー(Terry Leahy)は「国際市場においては、長期的にみて最も成長が期待される各市場が短期的な打撃を受けてきたが、当社は逆風の中で好業績を上げることができた。不景気を乗り切る上で、中核事業の重要性がますます増してきている。顧客本位、戦略の一貫性、効率的なビジネスモデル、強力な地域マネジメント、そして進取の精神と知識の共有が業績回復のカギになる」と説明している。(翻訳)

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