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日本チェーンストア協会/9月の販売額1.8%減の1兆80億円

2009年10月22日 / 月次

日本チェーンストア協会が10月22日に発表した9月のチェーンストア販売概況(会員企業70社、8206店)によると、総販売額は1兆80億円(前年同月比1.8%減、店舗調整後は2.4%減)となった。

主要部門別の概況では、食料品販売額が6518億円・0.8%減(店舗調整後1.8%減)となり、衣料品は938億円・7.0%減(6.1%減)。住関品は1989億円・1.0%減(1.3%減)でサービスは36億円・2.0%減(0.2%増)。その他は597億円・5.7%減(6.8%減)となった。

商品別の販売動向では、農産品で好調だったものは、ばれいしょ、たまねぎ、キャベツ、など。果物で不調だったものは柑橘、りんご、メロンなどでバナナが好調だった。畜産品ではミンチは国産豚肉、輸入牛肉は好調だったが、輸入豚肉、国産鶏肉、和牛肉は不調。水産品で好調なのは、サバ、鮭の生切り身、貝・海藻。冷凍魚や塩鮭、魚卵などは不調だった。惣菜では、要冷惣菜は好調だが、温惣菜は不調。そのほか、第3のビール、米、調味料は好調。冷凍食品、アイスクリームは不調だった。

衣料品では紳士衣料の秋物スーツ、ジャケット、カットソーは好調。スーツ、スラックス、ドレスシャツは不調。婦人衣料はジャケット、パンツ、低価格ジーンズは好調だが、スーツ、フォーマルなどは不調。

日用雑貨品では台所用品、行楽用品が不調で、玩具は男児、ゲームは好調だが、女児は不調。医薬品で好調だったものはマスク、かぜ薬、消毒薬など。化粧品はボディケアを中心に好調だった。

家具・インテリアでは、季節家具は好調だが、ダイニング家具は不調。寝具・寝装品は気温の低下から布団、敷パッドが好調。家電製品で好調だったものは薄型テレビ、空気清浄機で、洗濯機、エアコン、冷蔵庫は不調だった。

その他商品ではレディススポーツウエアは好調だが、スポーツシューズ、ペット用品が不調。

サービス・その他では旅行関連やチケット販売などサービス関連の売上高シェアは0.4%。食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などの売上に属さないその他売上の販売額シェアは5.9%だった。 

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