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ナフコ/3月期の売上高4.1%増の2037億円、当期利益42.9%減

2009年05月08日 / 決算

ナフコが5月8日に発表した2009年3月期決算によると、売上高2037億7500万円(前年同期比4.1%増)、営業利益93億1500万円(23.8%減)、経常利益95億4400万円(23.6%減)、当期利益38億2500万円(42.9%減)となった。

積極的な店舗展開にも取組み、長崎県4店舗、熊本県、岡山県、兵庫県に各2店舗、福岡県、広島県に各1店舗、初めての進出となる埼玉県、石川県、岐阜県に各1店舗の計15店舗の新規出店した。なお、4店舗の増床にも取組み、当期末での店舗数は246店舗。

目標としていた売上高2000億円を達成したが、消費者に対する生活応援や集客力向上のため販売価格の引下げにより売上総利益率が低下した。加えて新規出店に伴う一般管理費の上昇などもあり、利益面では非常に厳しい内容となった。

次期は、経営基盤の強化のために、店舗のスクラップ&ビルドを実施しながら既存店舗の底上げと積極的な新規出店に取組み、既存店舗の増床も含め年間10~15店舗程度を計画し、売上高2100億円を目ざす。

利益面は値入率の向上を行なうとともに、オリジナル商品で良品得価と月間奉仕品の厳選特価への取り組みにより、売上総利益率31.7%(前年30.9%)を目指す。

業績の見通しは、売上高2100億円(3.1%増)、営業利益117億円(25.6%増)、経常利益118億円7600万円(24.4%)、当期利益63億6700万円(66.5%増)を見込んでいる。

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