流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





ハイデイ日高/6期連続で営業利益・経常利益最高益

2009年04月11日 / 決算

ハイデイ日高が4月10日に発表した2009年2月期決算によると、売上高は200億2200万円(前年同期比13.0%増)、営業利益18億1000万円(2.7%増)、経常利益17億9100万円(2.6%増)、当期利益10億700万円(9.8%増)の増収増益となった。

同期は過去最高となる38店舗を出店。地域別では、東京都23店舗、埼玉県7店舗、神奈川県5店舗、千葉県3店舗となり、期末店舗数は219店舗となった。

販売面では、7月に皮や具材を見直した新しい餃子、9月には太平燕など新メニューを導入。これで既存店の業績が好調に推移し、売上高1.7%増と計画の100%を超えた。

生産・原価面では、春・秋2回の小麦粉の価格上昇などで原価率は27.3%となり、0.5%上昇。販売費・一般管理費では、新店舗が前期より17店舗増加したことでイニシャルコスト、電気・ガス代などが増加し、対売上高比率は63.6%となった。

これらの要因があったものの、営業利益・経常利益とも6期連続で過去最高益を更新した。特別利益には店舗退店に伴う立退料等1億4200万円を計上し、店舗の閉鎖に伴う固定資産除却損など1億3800万円を特別損失として計上した結果、当期利益は9.8%増となった。

次期は、「日高屋」業態で30店舗の新規出店、4月よりスタートする社内フランチャイズへの移行3店舗、低収益店舗等の見直しにより退店2店舗。このほか「焼鳥日高」業態では新規出店5店舗を見込む。

売上高230億円(14.9%増)、営業利益20億7000万円(14.4%増)、経常利益20億1000万円(12.2%増)、当期利益10億5000万円(4.3%増)と引き続き増収増益の見通し。 

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧