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タカキュー/2月期売上高は1.3%減、経常利益34.5%減

2009年04月11日 / 決算

タカキューが4月10日に発表した2009年2月期決算によると、売上高は236億5000万円(前年同期比1.3%減)、営業利益4億8500万円(42.9%減)、経常利益6億6200万円(34.5%減)、当期利益1億9000万円(60.7%減)の減収減益となった。

同期は、「全てはお客様満足のために」を重点課題として引き続き店舗マネジメント研修やCS向上のため、外部講師による研修を実施。また、販売・管理などのマニュアルビデオで個人レベルの向上と管理が一定水準以上となる仕組みを構築した。並行して提携カード会員の入会を促進し、同会員数は35万人となった。

商品面では、ビジネスアイテムとカジュアルアイテムのチームで企画・生産・販売まで責任を持つ体制を構築し、独自性が高く、品質も良いプライベートブランドの開発に取組んだ。「マンスリーパワーアイテム」として月毎に値頃で高付加価値商品を展開し、売場の活性化を図ったほか、環境に配慮しスーツは裏地にリサイクル繊維を使い、ボタンは一部ポリエステルから天然の椰子の実原料のものに変更した。

店舗面では、40歳前後のアラフォー男女を対象とした「m.f.editorial」を11店舗、「このショップに行けば自分に似合うシャツが見つかる」をキーワードにしたメンズ・レディースのシャツ専門店「SHIRTS CODE」を11店舗など計39店舗を出店。

一方、低効率店舗など13店舗を退店し、当期末店舗数は265店舗(タカキュー、メイルアンドコーなど156店舗、セマンティックデザイン、ムービンなど60店舗、エムエフエディトリアル29店舗、シャツコード13店舗、アラウンドザ シューズ4店舗、ウィルクスバシュフォード3店舗)。

次期はm.f.editorialなど新業態の確立、既存店の活性化推進などで売上高230億円(2.7%減)、営業利益5億円(2.9%減)、経常利益6億5000万円(1.8%減)、当期利益1億円(47.6%減)と減収減益の見通し。 

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