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ビズネット/5月期の売上高0.8%減、当期損失3億8200万円

2009年07月04日 / 決算

ビズネットが7月3日に発表した2009年5月期決算によると、売上高は185億7800万円(前年同期比10.6%減)、営業損失2億2300万円(前期は1億3300万円の営業損失)、経常損失1億9600万円(9800万円の経常損失)、当期損失3億8200万円(7900万円の当期損失)だった。

中期経営計画に基づき物販からサービス事業へのシフトを進め、本格的に顧客へのサービス商品導入を推進し、サービス事業に伴うフィー収入は0.1%増となった。

損益改善策として前年度に業務量拡大に備え確保した人員や設備投資などで増加した固定費の削減や、その他経費の節減を進めたが、同期中に全施策が効果を実現するには至らず、営業損失は前期比で増加。減収減益となった。

コスト削減の取組や投資抑止を進めた結果、上期は減収減益であったものの、下期には営業キャッシュ・フローがプラス基調になり、予算値に沿って黒字の業績推移となるなど、収益構造は改善の傾向にあると判断。さらに経費削減の一環として9月に本社を移転し、移転に伴う除却損などを特別損失として計上した。

単一事業のため事業セグメント別には記載していないが、物販売上に伴う商品売上高は164億1000万円、サービス商品によるフィー収入は21億6800万円となった。

来期は売上高177億円(4.7%減)、営業利益1億1000万円、経常利益1億1000万円、当期利益1億500万円を見込んでいる。

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