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ブルーグラス/2月期の営業損失2億4300万円、最終赤字5億8200万円

2009年04月06日 / 決算

ブルーグラスが4月6日発表した2009年2月期非連結業績によると、売上高255億6900万円(前年同期比13.7%減)、営業損失2億4300万円(前期は6億2500万円の営業利益)、経常損失1億3100万円(7億3600万円の経常利益)、当期損失5億8200万円(2億1300万円の当期利益)となった。

10月以降深刻さを増した消費低迷の影響が予想を大きく上回ったことから、新規の設備投資計画を一部凍結するなど経費削減を加速させ、最終的には販管費全体で前期比12億100万円を削減した。売上減少による営業総利益の減少幅は経費削減金額を上回り、予想した利益を確保することができなかった。新規出店が29店舗、退店が55店舗となり、期末店舗数は516店舗となった。

アパレルMD事業では不採算店舗のスクラップを積極的に実施した。ビザッズ25店舗、オールインオール16店舗を退店、1店舗の出店があったことにより、期末店舗数は283店舗となり、売上高は107億1900万円(25.2%減)となった。

ヤングブランド事業では、ヴァンスが新フォーマットのV-エクスチェンジ7店舗を含む8店舗を新規出店し、サリーズ7店舗を退店したことにより、期末店舗数は67店舗で、売上高は49億9400万円(4.7%増)となった。

生活雑貨業態のライフスタイル事業では、エル・ビー・シーを成長の柱と位置づけ積極的に新規出店した。エル・ビー・シーは生活雑貨の在庫内容見直しとアパレル・服飾雑貨の拡大を進めたが、服飾雑貨は季節ごとのアイテムを品ぞろえしたことで売上が好調だったが、アパレルはカットソーの不振により伸び悩んだ。ボザールは新コンセプトのボザールプリュスへの転換を進める計画だったが、生活雑貨、アパレルとも品ぞろえの改革を優先し、改装・新店の投資計画を見直した。

エル・ビー・シー17店舗の新規出店と1店舗の退店、ボザール3店舗の新規出店と6店舗の退店により、当期末店舗数は166店舗となった。ライフスタイル事業の売上高は98億5500万円(6.2%減)となった。

2010年2月期の業績予想は、売上高217億円、営業利益3億1000万円、経常利益4億円、当期利益1000万円を見込んでいる。

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