流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





ポイント/売上高13.8%増、営業利益12.4%増

2009年09月30日 / 決算

ポイントが9月30日に発表した2010年2月期第2四半期業績によると、売上高は437億4100万円(前年同期比13.8%増)、営業利益67億2200万円(12.4%増)、経常利益67億8000万円(11.5%増)、当期利益39億3900万円(17.6%増)となった。

4月中盤以降、初夏物、夏物の販売が順調に推移した一方、7月以降は梅雨明けの遅れなど天候に恵まれなかった結果、国内既存店売上高は3.8%減。ほぼ通期計画の3.9%減通りとなった。

国内のブランド別では、「レプシィムローリーズファーム」、「ヘザー」、「アパートバイローリーズ」などが引き続き高い伸び率を維持した。4月にオープンした大型複合店舗の旗艦店コレクトポイント原宿も順調に推移している。

第2四半期末時点での国内店舗数は、50店舗(内Eコマースサイト10店舗)の出店、4店舗の退店の結果、597店舗(内Eコマースサイト28店舗)となった。

海外の店舗展開については、台湾で「コレクトポイント」1店舗、香港で「ローリーズファーム」、「レイジブルー」、「コレクトポイント」計5店舗を出店した結果、第2四半期末時点での海外店舗数は、台湾18店舗、香港13店舗、計31店舗となった。

収益面では、仕入・在庫・売価変更を適正にコントロールした結果、売上総利益率は60.9%と前年同期比0.5ポイント改善した。販売費・一般管理費率は、国内外での積極的で戦略的な店舗展開や業績連動のインセンティブ拡充に伴う費用増などにより0.7ポイント増の45.5%となり、営業利益率は15.4%(0.2ポイント減)となった。特別利益として、ストックオプションの失効に伴う新株予約権戻入益を6600万円計上する一方、特別損失として、固定資産除却損3900万円、店舗の賃借契約解除に伴う損失4800万円、3店舗の減損損失として6100万円を計上している。

通期の業績見通しは、売上高970億円、営業利益161億円、経常利益162億円、当期利益90億円の見通し。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧