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ポイント/2月期は営業利益率減で増収減益

2011年04月04日 / 決算

ポイントが4月4日に発表した2011年2月期決算によると、売上高は1058億9300万円(前年同期比8.4%増)、営業利益153億2900万円(9.3%減)、経常利益155億400万円(9.1%減)、当期利益84億円(11.7%減)となった。
国内のブランド別売上高は、「グローバルワーク」が246億9200万円(4.8%増)、「ローリーズファーム」が235億9700万円(6.0%減)、「ジーナシス」が119億3100万円(6.8%増)、「レプシィムローリーズファーム」が111億8300万円(23.2%増)と、4つのブランドが100億円を超える売上となった。 
国内のブランド別では、「レプシィムローリーズファーム」、「アパートバイローリーズ」、「レイジブルー」、「ヘザー」は高い伸び率で進捗した。前年度に出店を開始した「レピピアルマリオ」も順調に進展した。新規ブランドとして、「ジュエリウム」、「トゥールノジーナ」をスタートした。
商品部門別売上高は、メンズ182億3200万円(12.1%増)、レディース712億5500万円(8.1%増)、雑貨・その他164億600万円(5.7%増)だった。
国内店舗数は、102店の出店、23店の退店の結果、706店舗(内Eコマースサイト29店舗)となった。大型複合店舗の「コレクトポイント」は、原宿に続き新宿にも旗艦店を出店したなどの結果、期末の国内店舗数は6店舗となった。 
海外では、香港を中心に好調に推移し、合計の売上高は26億5900万円(32.7%増)となった。海外の店舗展開は、台湾と上海に各5店を出店した結果、海外店舗数は、台湾22店、香港13店、上海6店の計41店舗となった。
収益面では、市場環境に機動的に対応した売価変更等を行った結果、売上総利益率は59.8%(0.7ポイント減)だった。 
販売費と一般管理費は、積極的な店舗展開および処遇の改善等に伴う人件費の増加を主因に、13.8%増加したが、販管費率は45.4%(2.2ポイント増)、営業利益率は14.5%(2.8ポイント減)となった。 
来期の業績予想は、東日本大震災とそれに伴う節電・計画停電等による消費動向や経済活動への影響で、現段階では合理的な算定が困難であることから、未定とした。

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