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マックスバリュ東北/第1四半期、売上高4.4%減、損失減少

2009年06月29日 / 決算

マックスバリュ東北が6月29日に発表した2010年2月期第1四半期決算によると、売上高は218億6600万円(前年同期比4.4%減)、営業損失1億8300万円(前期は5億5800万円の営業損失)、経常損失2億1300万円(5億5700万円の経常損失)、当期損失2億5500万円(3億6300万円の当期損失)の減収減益となった。

同期は顧客の生活防衛志向、節約志向の高まりに対応し、事業構造の変革として前年に開始したディスカウント業態「ザ ビッグ」への業態転換を継続。同期は秋田県の1店舗を転換した。これは、今期の重点課題に設定した3業態の確立の一環で、これに加えてプライベートブランドの、「ベストプライスbyトップバリュ」などによる低価格訴求や、一人当たり買上点数の増大に努めた。だが、期間中の既存店売上高は8.4%減となった。

一方、売上総利益面では、前年下期から実施したスーパーバイザー制度の強化や「トップバリュ」の売上拡大などで徐々に回復基調にあり、売上総利益率は前期比1.8ポイント改善し23.2%となった。販管費は、フレキシブルな働き方の推進などによる人件費の抑制や新店開設の抑制などでほぼ計画どおりに進捗。販管費全体では2.6%減となった。通期は売上高930億円(0.4%増)、営業利益6億円、経常利益5億円、当期利益1億円を見込んでいる。

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