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レナウン/通期売上高11.2%減、為替変動などで当期損失122億円

2009年04月15日 / 決算

レナウンが4月15日に発表した2009年2月期決算によると、売上高は1559億9900万円(前年同期比11.2%減)、営業損失75億2000万円(前期は21億4200万円の営業損失)、経常損失76億1600万円(21億2100万円の経常損失)、当期損失122億9100万円(80億8700万円の当期損失)と大幅に赤字幅が拡大した。

レリアンの当期利益は概ね予算どおりだったものの、自社が苦戦したほか、アクアスキュータムロンドンの為替の変動により、売上高、営業損益、経常損益とも前期実績を大幅に下回った。

また棚卸資産の新会計基準を早期適用したため、たな卸資産評価損や、構造改革に伴う退職加算金等を計上した結果、当期損失が前期より大幅に拡大。

単体決算でも正価販売が伸び悩み、下期の市況低迷により秋冬物販売が低迷し、売上高、営業損益、経常損益とも前期実績を下回った

在庫は、キャッシュフロー重視の効率経営を推進したことでほぼ予定通りとなった。

次期は在庫圧縮や不採算ブランドの撤退効果などを見込むが、売上高1390億円、経常損失6億円、当期損失20億円の見通し。

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