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魚喜/通期売上高11.4%減、経常利益18.0%減

2009年04月15日 / 決算

魚喜が4月15日発表した2009年2月期連結業績によると、売上高163億4800万円(前年同期比11.4%減)、営業利益1億5900万円(24.6%減)、経常利益1億1600万円(18.0%減)、当期利益1200万円(77.9%減)となった。

収益構造の転換を図るために、不採算店の撤退を推進した。前年度の鮮魚9店舗の退店、2店舗の出店、飲食1店舗の退店、1店舗の出店に続き、当年度は鮮魚8店舗の退店、1店舗の出店、飲食2店舗の退店を実施した。

売上総利益率の改善と前年度からの退店による経費負担の軽減により人件費、減価償却費などを中心に販売費・一般管理費が前期よりも6億9600万円減少した。固定資産の減損損失4200万円を含め7100万円の特別損失を計上したことなどから、当期利益は前年同期比77.9%減となった。

事業別で見ると、鮮魚事業の売上高は、個人消費の低迷や不採算店の撤退などの影響もあり、148億2700万円(11.7%減)となった。営業利益は前年同期比3.4%減少し5億6900万円となった。

飲食関連事業の売上高は、15億2000万円(9.2%減)、営業利益は1億4200万円(4.5%減)となった。

次期の見通しは、売上高は次期に予定している不採算店1店程度の退店による売上高の減少があり、連結ベースの売上高は159億7600万円(2.3%減)、販売費・一般管理費の削減効果などにより営業利益は1億8000万円(12.9%増)、経常利益は1億4500万円(24.5%増)。減損損失などによる特別損失の発生が減少する見込みのため、当期利益3000万円(132.0%増)を予想している。

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