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ローソンチケット/2009年2月期第3四半期、大幅増益

2008年12月28日 / 決算

ローソンチケットが12月26日に発表した2009年2月期第3四半期の業績は、売上高は57億4300万円(前年同期比13.0%増)、営業利益6億9400万円(55.9%増)、経常利益7億3100万円(50.2%増)、当期利益は4億7700万円(78.3%増)と大幅な増益となった。

同社では、金融商品取引法のもとで適用される内部統制報告制度への対応のため社内規程の新設・整備を行うなど更なる業務の適正を確保するための体制整備強化に努めた。

営業面は、会員組織会員数拡大のため広告宣伝費の戦略的支出による優良コンテンツの獲得に努め、チケット取扱高の拡大も図った。

上期にブロードウェイミュージカル等の日本招聘交渉権や当該日本招聘公演におけるチケット販売権など獲得を目的に、世界最大の米国プロモータLive Nation社の演劇部門を買収したKey Brand Entertainment, Inc.に東京放送と共同で出資をし、日本における海外有名アーティストの招聘およびその公演の企画、運営で多くの実績を収めているライブアジアの筆頭株主となるなど、海外アーティストを招聘した優良公演の機会の創出を図った。

また、ローソングループの企業であるアイ・コンビニエンスと2009年3月1日付けで合併することについて基本的な合意に達し、今後両社の経営資源を最大限に活用して、更なる成長戦略を推進し、経営効率化と競争力の強化、企業価値向上を図っている。

チケット販売事業は、チケット取扱高が560億円と前年同期を上回った。その他事業は、広告営業収入がWEB広告の増加により前年同期実績を上回ったものの、アーティスト関連グッズの販売が前年同期実績を下回る結果となり、全体として前年同期実績をわずかに上回った。

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