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ビジョンメガネ/2009年3月期第2四半期、不採算店舗の閉鎖で、当期損失14億円

2008年12月28日 / 決算

ビジョンメガネが12月26日に発表した2009年3月期第2四半期の業績は、売上高54億8000万円(前年同期比20.1%減)、営業損失1億800万円(前年同期は4900万円の営業損失)、経常損失1億7400万円(前年同期は7200万円の経常損失)、当期損失14億4800万円(前年同期は7億5700万円の営業損失)と大幅な損失拡大となった。

当期は、既存店売上は前年同期比2桁減少となり、大苦戦を強いられた。販売価格下落幅が予想以上に大きく響いたため、計画売上を達成できなかった。

このため、既存店舗の採算性と今後の個店店舗の成長性を抜本的に見直した結果、不採算店舗の早期の撤退を決断し、50店舗を閉鎖し、期初直営店243店舗が期末では195店舗となった。

店舗数の減少による影響と、既存店の不振が響いて、売上高は前年度の実績を大幅に下回った。

売上高総利益率は、原価低減に努めたが競合他社との販売価格競争下、割引率の上昇があったため前年同期基準より2.0ポイント下落した。

販売費と一般管理費は、管理費削減の管理強化実施の減額効果もあり9億4300万円前年より削減したが、売上高の減少幅が大きく売上高経費率を押し上げる結果となり、営業損失、経常損失となった。

当期損失は、3閉鎖予定不採算店舗の当期前倒し閉鎖予定のために見込まれる費用を事業再構築引当金繰入として特別損失に計上したため大幅な損失を計上した。

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