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パルコ/2009年2月期第3四半期、減収で当期利益17.8%減

2009年01月07日 / 決算

パルコが1月7日に発表した2009年2月期第3四半期の業績は、売上高2092億4000万円(前年同期比0.5%減)、営業利益70億4200万円(10.2%減)、経常利益68億9800万円(10.6%減)、当期利益34億2700万円(17.8%減)と減収減益となった。

昨年8月23日に東北地方における初の店舗となる「仙台パルコ」を開業し、既存店舗は戦略的な改装を行い、「札幌パルコ」ではレディスファッションを中心に大幅な改装を実施、「調布パルコ」はレストランフロアの全面リニューアルを行った。

既存店舗全体では363区画の改装を行い、その区画の売上高は前年同期比18.1%増となるなど確実な成果が出ている。

ショッピングセンター事業の売上高1962億円4500万円(1.4%増)、営業利益68億6100万円(0.9%減)となった。

専門店事業では、ヌーヴ・エイにおいて、新規出店店舗の貢献により売上高は前年を上回ったが、人件費・借地借家料などの増で、売上高123億6000万円(1.6%増)、営業利益7900万円(60.3%減)だった。

総合空間事業のパルコスペースシステムズは、前年度大型工事受注があった反動に加え、急激な景気後退の影響もあり、売上高164億8900万円(20.0%減)、営業利益2億700万円(前年同期比75.3%減)。

通期見通しは、売上高1940億円(2.5%増)、営業利益103億円(2.1%増)、経常利益100億円(0.3%増)、当期利益50億円(3.2%減)を見込んでいる。

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