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京王電鉄/百貨店業が不振、当期利益22.2%減

2008年10月30日 / 決算

京王電鉄が10月29日に発表した2009年3月期中間期決算によると、売上高は2080億9100万円(前期比0.2%減)、営業利益200億5600万円(15.2%減)、経常利益186億3800万円(16.8%減)、当期利益106億9400万円(22.2%減)と減収減益となった。

流通分野では、ストア業で前年12月にオープンしたキッチンコート東中野店が収益に寄与し増収。書籍販売業でも啓文堂書店の東海大学前店、神田駅前店、聖蹟桜ヶ丘店を5-7月にそれぞれオープンし、前期にオープンした3店舗が通期稼働でやはり増収となった。

一方、百貨店業では、外商部門は前期並みを確保したが天候不順などで衣料品などの店頭売上が不振となり減収を記録した。流通業の売上高は912億3700万円(0.3%減)、営業利益は33億3000万円(2.8%減)と減少した。

下期は、流通業のストア業や書籍販売業の新店効果はあるものの、百貨店業で低迷を見込み売上高1883億円(1.0%減)を見込む。連結売上高は4257億円(0.8%減)、営業利益334億円(20.4%減)、経常利益300億円(22.8%減)当期利益162億円(10.6%減)と、引き続き減収減益となる。

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