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小田急電鉄/燃料価格高騰で減益、営業利益11%減

2008年10月30日 / 決算

小田急電鉄が10月29日に発表した2009年3月期中間期決算によると、売上高は2818億9400万円(前期比7.1%増)、営業利益244億円(6.0%減)、経常利益185億2500万円(14.1%減)、当期利益112億8900万円(11.0%増)と増収減益となった。

流通業では小田急百貨店新宿店の本館レストラン街14階をリニューアルオープンし、2009年秋完成予定で新宿店の全面改装工事を進行中。各店で催事などの各種営業施策を展開、集客に努めたほか町田店でも設備更新工事を推進した。ストア業では品質規格ISO9001を踏まえた品質管理改善活動を継続し、上質な商品やサービスの提供を強化した。

百貨店業では、町田店が堅調だったものの、全面改装の影響で新宿店が減収。売上高は1276億6800万円と1.1%減の微減を記録した。営業利益も、減収に伴い21億7000万円と28.3%減の大幅減となった。

下期は、流通業など各事業で見通しを引き下げ、売上高5720億円(8.3%減)、営業利益375億円(14.6%減)、経常利益247億円(24.4%減)当期利益140億円(26.0%減)と、引き続き減収減益となる。

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