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千趣会/通信販売事業の減収で売上高3.7%減、営業損失4億7400万円

2009年07月30日 / 決算

千趣会が7月30日に発表した2009年12月期第2四半期決算によると、売上高は763億800万円(前年同期比3.7%減)、営業損失4億7400万円(前期は13億9800万円の営業利益)、経常利益10億6400万円(239.7%増)、当期利益7億3300万円(5億1000万円の当期損失)となった。

カタログ事業と頒布会事業を合わせた通信販売事業の売上高は、カタログ事業は消費の冷え込みを受け、頒布会事業は会員数減少となったため683億9600万円(7.3%減)となった。利益面では、棚卸資産の評価方法の変更による売上原価率の上昇により、営業損失4億5300万円となった。

このうちカタログ事業では、現状でも売上の50%以上がインターネットからの受注になっており、カタログからインターネットへのシフトを進めている。今後もアフィリエイトやSEO対策などでインターネットでの受注向上に注力。売上高は627億5800万円(7.1%減)だった。

頒布会事業では新規顧客獲得のため、職域設置BOX(ちょこたべBOX)事業利用者への頒布会の紹介を行っている。売上高は56億3700万円(9.8%減)と減少した。

旅行・クレジットなどのサービス事業と店舗事業、ペット事業、法人向けの商品・サービスを提供する法人事業、ウェディング事業を合わせたその他の事業の売上高は79億1100万円(46.4%増)と大幅増となった。営業損失は6300万円となった

通期は売上高1524億8000万円(3.7%減)、営業利益11億円(54.4%減)、経常利益21億円、当期利益15億1000万円を見込んでいる。

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