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大庄/5億9300万円の赤字

2009年10月14日 / 決算

大庄が10月14日に発表した2009年8月期業績によると、売上高868億6700万円(前年同期比3.1%減)、営業利益5億7900万円(79.3%減)、経常利益11億1100万円(60.2%減)、当期損失5億9300万円(前期は10億7200万円の当期利益)となった。

固定資産除去損1億8200万円、減損損失1億1700万円、特別賞与6億1700万円など特別損失11億7000万円を計上した。

グループでは23店舗の新規出店を実施。昨年12月には壽司岩が行う寿司業態「築地寿司岩」29店舗と外販事業、おせち販売事業を譲り受け、100%子会社としてスタートさせた。12店舗で店舗改装を行い、経営効率化のため8店舗の閉鎖を実施した。

既存店舗の売上状況については、宴会売上が比較的順調に推移したが、一般の飲食売上については、消費者需要の低迷や低価格志向の高まりの影響もあって落ち込んだ。

セグメント別でみると、飲食業の売上高は773億6100万円(2.8%減)。グループの既存店売上高が6.9%減少したことなどが響いた。グループ直営店舗数は44店舗増の762店舗。卸売業の売上高は44億5000万円(16.0%減)だった。

来期の業績予想は、売上高889億円、営業利益11億5000万円、経常利益16億7000万円、当期利益5億円の見通し。

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