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大戸屋/大幅減益、当期利益82%減

2008年11月09日 / 決算

大戸屋が11月7日に発表した2009年3月期第2四半期決算によると、売上高は87億1400万円(前期比1.7%増)、営業利益1億4000万円(60.2%減)、経常利益1億3800万円(59.1%減)、当期利益2300万円(82.1%減)と大幅減益となった。

事業別の概況では、国内で直営店2店舗を新規出店し、フランチャイズ店2店舗を譲受した。また直営既存店5店舗を閉店した。海外ではBETAGRO OOTOYA (THAILAND) CO., LTD.が、タイ・バンコク市内に1店舗を出店したほか、台灣大戸屋が高雄、台北市内に1店舗ずつ出店した。香港大戸屋は香港1号店の出店準備に取組んだ。

飲食事業の店舗数は「大戸屋ごはん処」125店舗、「おおとや厨房」2店舗、などと海外店舗20店舗の計150店舗体制となった。飲食事業の売上高は71億1700万円、営業利益は2億2000万円となった。

フランチャイズ事業は、大戸屋ごはん処9店舗の新規出店と4店舗の閉店、2店舗の譲渡で稼働店舗数は79店舗体制となった。インドネシアのフランチャイズ事業では、6月に1号店開店。売上高は15億9700万円、営業利益1億4300万円を計上した。

通期は景気動向に左右された外食離れを警戒するがの業績予測に修正はなく、予測売上高は178億5000万円(4.1%増)、営業利益3億4000万円(44.0%減)、経常利益3億円(48.0%減)、当期利益3億円(85.6%減)と堅調に推移する見通し。

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