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大戸屋/当期利益8割減

2009年05月15日 / 決算

大戸屋が5月15日発表した2009年3月期業績によると、売上高174億200万円(前年同期比1.4%増)、営業利益3億2900万円(45.8%減)、経常利益2億7800万円(51.8%減)、当期利益2700万円(87.1%減)となった。

国内では、直営店舗の新規出店を抑制し、改装等による既存店舗の活性化を図るとともに、フランチャイズ(FC)事業の拡大に注力。海外では、タイと台湾での事業展開に取組み、連結子会社による香港第1号店出店。インドネシアでのフランチャイズ事業をスタートさせた。

原材料費や物流費の上昇、店舗の件費など販管費の高止まりや海外子会社に関する為替差損などで、営業利益、経常利益ともに減少。国内における既存店舗の改装等に係る固定資産除却損9100万円、減損損失7000万円、店舗閉鎖損失引当金繰入額6100万円、店舗閉鎖損失2200万円などを特別損失に計上した。

飲食事業は、年度末の飲食事業稼働店舗数は「大戸屋ごはん処」122店舗、「おおとや厨房」2店舗、「おとや」2店舗、「OOTOYA’s Kitchen」1店舗、「海外店舗」26店舗(タイ16店舗、台湾9店舗、香港1店舗)の計153店舗。飲食事業の売上高は142億5700万円(0.4%増)、営業利益5億700万円(28.3%減)。

フランチャイズ事業は、年度末におけるフランチャイズ稼働店舗数は「大戸屋ごはん処」84店舗。フランチャイズ事業の売上高は31億4500万円(6.3%増)、営業利益2億8700万円(19.2%減)。

次期業績予想は、売上高181億円、営業利益4億2500万円、経常利益3億7500万円、当期利益1億円。

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