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安楽亭/売上2割減、最終赤字10億円

2009年05月15日 / 決算

安楽亭が5月15日発表した2009年3月期業績によると、売上高187億400万円(前年同期比20.4%減)、営業利益9000万円(76.9%減)、経常損失9700万円(前期は4800万円の経常損失)、当期損失10億1600万円(2億8700万円の当期損失)となった。

主力のレストラン事業では、直営店舗部門を見ると、引き続きローコスト化への経営改革に取り組むとともに、成型肉等は一切使わず、「安全・安心」に万全を期した。

営業面では販促活動や商品・オペレーションの見直し、店舗での食肉加工教育、低価格和牛メニューの取扱店舗拡大、QSCの強化など、業務改革に取り組んだ。「カルビ祭り」・「期間限定なっ得セットフェア」・「夏得スクラッチフェア」・「夏だ!バリュー大皿祭」・「夏は焼肉フェア」などのフェアを開催。

店舗展開は、新規出店を控える一方、既存店の改装に新規出店並の設備投資をした。「安楽亭」から5店舗を「七輪房」に業態転換した。2店舗については道路収用等により閉鎖。年度末の直営店舗数は202店舗。

直営店舗による売上高は169億6400万円(13.7%減)。暖簾店舗部門では、暖簾店舗より1店舗を直営店へ変更。年度末の暖簾店舗数は9店舗となり、暖簾店舗売上高は4億2600万円(35.8%減)。FC店舗部門では1店舗が閉鎖。年度末のFC店舗数は43店舗。FC店舗売上高は37億500万円(61.7%増)。

暖簾店舗・FC店舗に対する食材売上高は5800万円(45.8%減)、加盟店収入・ロイヤルティ収入は9800万円(87.7%減)。年度末の直営店舗数は202店舗、暖簾店舗数は9店舗、FC店舗数は43店舗となり合計254店舗となった。

レストラン事業売上高(連結相殺後)は171億2100万円(16.7%減)、営業利益9600万円(81.4%減)。

次期業績予想は、売上高185億円、営業利益2億9500万円、経常利益1億7000万円、当期利益4000万円。

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