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小僧寿し本部/全部門で売上減、営業損失2億円

2009年02月15日 / 決算

小僧寿し本部が2月13日に発表した2008年12月期決算によると、売上高は276億5500万円(前年同期比5.7%減)、営業損失2億700万円(前期は5億500万円の営業損失)、経常損失6800万円(3億7900万円の経常損失)、当期損失6億3000万円(7億7900万円の当期損失)と若干赤字が改善した形となった。

事業別の概況は、寿し直営事業で持ち帰り寿し店舗は既存店舗の強化再生を最大テーマとし、96店舗の店舗リニューアルを実施した。寿し直営事業の当期出店数は3店舗で、21店舗店を閉店し期末店舗数は445店となった。売上高は237億100万円(4.4%減)と減少した。

寿しフランチャイズ事業では、フランチャイズ加盟者のリニューアルモデル店舗への転換を推進し、店舗損益の改善を進めた。また新規加盟者の募集も開始した。売上高は店舗数の減少などにより食材売上高が減少したため、31億1700万円(9.5%減)。

カラオケ・ネットカフェ事業は、店舗環境整備と従業員教育を進め、顧客サービスの向上に努めた。期末店舗数は9店舗で売上高は8億3700万円(16.9%減)と大幅減となった。

通期の業績予測は販売費・一般管理費の見直しと組織運営の効率化。商品開発から購買・物流・加工までのトータルな商品管理の実行などで売上高214億5900万円(1.7%増)、営業損失1600万円、経常損失8500万円、当期損失3400万円と赤字圧縮を目指す。

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