流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





小僧寿し本部/通期の売上高10.9%減、営業利益2億2800万円

2010年02月12日 / 決算

小僧寿し本部が2月12日に発表した2009年12月期決算によると、売上高は246億4800万円(前年同期比10.9%減)、営業利益2億2800万円(前期は2億700万円の営業損失)、経常利益3億5500万円(6800万円の経常損失)、当期利益6000万円(6億3000万円の当期損失)となった。

事業別の概況は、寿し直営事業で市場動向に合わせた新商品、サービスを開発し、売上高の確保に努める一方、コストコントロールの徹底で店舗収益の改善を図った。小僧寿し業態では、低価格ランチなどの新規商品を投入し、携帯電話で取得できる割引サービス「オトクーポン」を始めて集客に努めた。

また、計画製造システムの改善等により営業体制の強化に取組み、直営期末店舗数は441店体制となった。売上高は218億7700万円(7.7%減)となった。

寿しフランチャイズ事業では、フランチャイズ加盟者のリニューアルモデル店舗への転換を推進。店舗損益の改善を進めた。売上高は店舗数の減少などで食材売上高が減少したため、27億7000万円(11.1%減)となった。

来期は不採算店舗の閉店も含めた検討の実施、コスト管理の適正化などで、売上高236億7900万円(3.9%減)、営業利益3億4500万円(51.5%増)、経常利益4億1300万円(16.5%増)、当期利益9100万円(40.9%増)を見込んでいる。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧