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新星堂/営業損失17億円、当期損失32億円

2010年04月22日 / 決算

新星堂が4月22日に発表した2010年2月期業績(非連結)によると、売上高は352億6900万円(前年同期比13.3%減)、営業損失17億7700万円(前期は16億3100万円の営業損失)、経常損失19億9600万円(18億2200万円の経常損失)、当期損失32億2600万円(1億5900万円の当期損失)となった。

売上高はほぼ年度を通じて業界の平均前年同期比を上回り、店舗によっては目標数値をクリアしているが、主力の音楽ソフト業界の市場の縮小による業界全体の環境悪化が影響した。

営業損益については、販売費・一般管理費の削減に努めたが、売上高の減少や各種セールの実施にともなう値引き額の増加により売上総利益額が減少したことなどから欠損が生じた。当期損益は、たな卸資産処分損6200万円、収益悪化による自社保有不動産の減損損失9億2300万円、店舗の減損損失1億6400万円、退店・改装による固定資産除却損8500万円等合計12億5500万円の特別損失が発生したため、32億2600万円の当期損失となった。

音楽ソフトの売上高は177億1500万円(16.1%減)、映像ソフトの売上高は94億8200万円(11.7%減)だった。音楽事業全体の売上高は339億9600万円(13.4%減)となった。

来期の業績は、売上高312億6700万円、営業利益2億500万円、経常利益3500万円、当期損失7億9500万円の見通し。

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