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日本マクドナルドHD/第1四半期の連結売上高6.2%減、当期利益84.7%増

2009年05月12日 / 決算

日本マクドナルドホールディングスが5月12日発表した2009年12月期第1四半期連結業績によると、売上高936億7900万円(前年同期比6.2%減)、営業利益58億8800万円(74.2%増)、経常利益58億1300万円(76.2%増)、当期利益33億5800万円(84.7%増)となった。

全店売上高は1330億3600万円(5.6%増)。連結売上高の減少は、直営店舗をFCへ移管しているのが要因となった。

既存店売上高は4.0%増、客数は0.8%減、客単価4.9%増。

グループの基幹ビジネスであるハンバーガーレストラン事業を運営する日本マクドナルドは、店舗の基盤である高いQSC(信頼の品質、スピーディーで心地よいサービス、清潔で快適な環境)をベースに、来店者数を増大する戦略的投資を継続。24時間営業店舗の拡大(第1四半期末現在1740店舗)、店舗改装(25店舗)により顧客基盤の拡大に努めるとともに、経済状況や時流にあったプロモーション活動によって、マクドナルド独自のバリューの提供を行い、顧客の利用機会の増加を達成した。

主要な施策は、「クォーターパウンダー・チーズ」、「ダブルクォーターパウンダー・チーズ」の近畿圏、東海3県全域販売、地方都市(沖縄、福岡、広島、仙台)の限定店舗での先行販売による販売地域の拡大、「マックホットドッグクラシック」の販売開始による朝食メニュー「朝マック」のバラエティ強化、「ValueforMoney」の一環として、「100円マック」メニューへの「シャカシャカチキン」、「マックポーク」の追加、平日ランチタイム限定「MPower(エムパワー)スペシャルランチセット」の販売、期間限定メニューとして、「イタリアンチキンフィレオ」、「マックフルーリークッキー&ショコラ」、「マックフルーリー抹茶&オレオクッキー」、春の定番商品「てりたま」、「チーズてりたま」の投入。

通期の業績予想は、売上高3550億円、営業利益236億円、経常利益220億円、当期利益126億円の見通し。

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