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九九プラス/通期当期損失5億円、売上高9.1%増

2009年05月12日 / 決算

九九プラスが5月12日発表した2009年3月期の連結業績によると、売上高1342億4600万円(前年同期比9.1%増)、営業利益2億6100万円(34.8%減)、経常利益3億1600万円(11.4%減)、当期損失5億400万円(前期は4700万円の当期利益)となった。

ローソングループ統一のPB商品「バリューライン」や弁当・惣菜などオリジナル商品を中心とする商品力強化に加え、「SHOP99」の「ローソンストア100」への転換などで客数がアップし、既存店売上高は2.7%増となった。

ローソングループとの共同仕入れや物流合理化の効果とともに、原材料価格の下落と円高が急速に進行した結果、仕入原価の削減を実現。販売データの検証などにより発注精度を向上させることでロスを軽減させ粗利益の向上に注力した。既存店の活性化を急務としたなかで、新店は現状の出店地域内(首都圏、関西圏、中京圏)を優先させた。年度末店舗数は19店舗増加し、856店舗(直営店747店、FC加盟店109店)となった。

「SHOP99」の「ローソンストア100」への転換については、年度末時点で418店舗の新型「ローソンストア100」をオープンさせた。フランチャイズチェーン化については、FCビジネスの本格展開に向けて、新フランチャイズパッケージ構築のための実験が終了。年度末時点で9店舗の試験運用を行っている。

次期の出店政策については、三大商圏を中心に130店の直営店出店を計画するほか、新フランチャイズパッケージによる直営店からの転換を中心に100店のFC店展開を実施する計画だ。

次期の連結業績見通しについては、売上高1567億円、営業利益16億円、経常利益16億円、当期利益15億円を見込んでいる。

2010年3月期の連結業績予想は売上高1567億円、営業利益16億円、経常利益16億円、当期利益15億円を見込んでいる。

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