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日清食品HD/即席めん・付随事業の営業利益28.2%増

2010年01月28日 / 決算

日清食品ホールディングスが1月28日に発表した2010年3月期第3四半期業績によると、即席めんと付随する事業の売上高は2496億3200万円(前年同期比0.8%増)、営業利益は223億3800万円(28.2%増)となった。

同事業のうちチルド・冷凍食品事業については、日清食品チルドで販売した「つけ麺の達人」シリーズが好調だったほか、日清食品冷凍では、「冷凍日清スパ王」シリーズが売上を伸ばした。前期の第3四半期から連結対象になったニッキーフーズが全期間を通して貢献したため増収となった。

地域別にみると、日本国内では、中核事業である即席めん事業を中心に好調な売上を記録し、営業利益についても増益となった。売上高は2398億3800万円(2.4%増)、営業利益は209億4600万円(5.2%増)だった。

北米地域では、既存品のカップめんや即席袋めんが好調な売行きを記録したが、為替の円高の影響により減収となった。営業利益は原材料価格の低下などにより収益が改善され、黒字となった。売上高は206億4900万円(7.7%減)、営業利益は18億1400万円だった。

その他の地域では、2008年7月から実施した香港地域での即席袋めんとカップめんの価格改定による販売数量の減少と円高の影響により減収となったが、欧州地域での収益性の改善もあり、営業利益では増益を確保。その他の地域の売上高は181億4200万円(13.1%減)、営業利益は19億3800万円(9.2%増)となった。

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