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木曽路/宴会予約の減少などで売上高7.7%減、営業損失5億円

2009年07月30日 / 決算

木曽路が7月30日に発表した2010年3月期第1四半期決算によると、売上高は102億7800万円(前年同期比7.7%減)、営業損失5億5100万円(前期は2億6400万円の営業損失)、経常損失5億2500万円(2億3400万円の経常損失)、当期損失4億4300万円(2億1000万円の当期損失)となった。

店舗状況は1店舗の出店、6店舗の改築・改装を実施し、期末店舗数は184店舗となった。営業面では、春の歓送迎会や大型連休等の需要期を中心に店舗の要員を確保し、料理・サービスの充実と販売促進活動の強化に努めた。しかし、来店客数の回復には至らず減収となった。

費用面では、企業物価の下落を背景に、食材価格が下がり売上原価率は低下。また、ムダ、ムリ、ムラの排除に取組み、経費の効率化と抑制に努め、落ち込みによる減益額を縮小した。各業態の実績は、木曽路部門が客数・客単価の伸び悩みなどで売上高79億2500万円(6.0%減)。

素材屋部門は宴会予約の激減と客単価の減少などで16億6600万円(12.7%減)。じゃんじゃん亭部門は前期末から3店舗減少したことなどで2億7100万円(24.8%減)、とりかく部門は宴会予約を確保できず、売上高は3億円(3.6%減)。

通期は売上高470億円(0.5%増)、営業利益8億2000万円(366.1%増)、経常利益9億円(215.6%増)、当期利益1億円を見込んでいる。

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