流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





王将フードサービス/通期営業利益16.2%増、売上高1割増

2009年05月13日 / 決算

王将フードサービスが5月13日発表した2009年3月期連結業績によると、売上高549億8600万円(前年同期比10.5%増)、営業利益60億8800万円(16.2%増)、経常利益61億9000万円(17.9%増)、当期利益32億1600万円(18.5%増)となった。

2008年5月から餃子の値上げを行ったが、増収増益を達成した。近年環境に対する関心が高まり、企業の果たすべき責任も問われるなか、久御山工場で廃油の再生化をスタートさせたほか、店舗看板の白熱電球をLEDに交換、エコキュート設備の導入、店舗屋上緑化や太陽光発電の設置など、種々の環境対策にも取り組んでいる。

店舗展開については、年度出店計画に基づき、関東、関西地区を中心に直営19店、FC9店の新規出店、FCから直営へ1店を移行し、直営5店、FC4店の閉鎖があった。期末店舗数は、直営344店(うち委託ライセンスシステム5店)、FC183店(委託FC6店)。新規出店と並行して、既存店の改装にも注力し新規出店並みの設備投資を行うなどした。

次期の見通しは、投資効率や販売促進活動の有効性を十分に検討し、既存店の活性化を図り、通期で直営19店、FC6店の出店を行い、新店効果による増収をあわせて売上高は576億4200万円(4.8%増)、営業利益65億5800万円(7.7%増)、経常利益は66億5600万円(7.5%増)、当期利益は36億1100万円(12.3%増)を見込んでいる。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧