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王将フードサービス/餃子値上げで増収、売上高268億6300万円

2008年11月03日 / 決算

王将フードサービスが10月31日に発表した2009年3月期中間期決算によると、売上高は268億6300万円(前期比8.5%増)、営業利益30億7100万円(10.6%増)、経常利益31億5200万円(14.3%増)、当期利益17億8600万円(21.3%増)と増収増益となった。

中間期の出退店状況は、関東などを中心に直営8店舗、フランチャイズ4店舗の新規出店が見られた。これにより期末店舗数は、直営337店(うち委託ライセンスシステム5店)、フランチャイズ183店(うち委託6店)となった。売上高は主力商品の餃子の値上げ効果もあり増収。既存店売上高は14ヶ月連続で前年同月比増となった。利益面では、営業リ浮きが材料か架空孤島や減価償却費計上などが見られたが、増収でカバー。経常利益も投資有価証券売却益計上などで増益、当期利益も固定資産除却損の減少などで増益を確保した。

通期の業績予測は計画通りの推移と見ており、売上高528億4600万円(6.2%増)、営業利益53億9300万円(3.0%増)、経常利益54億3900万円(3.6%減)、当期利益29億円(6.9%減)と引き続き増収増益を見込む。

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