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神戸物産/業務スーパー事業の牽引で第2四半期売上高30%増

2009年06月05日 / 決算

神戸物産が6月5日に発表した2009年10月期第2四半期決算によると、売上高は618億5700万円(前年同期比29.6%増)、営業利益2億5400万円(20.8%減)、経常利益2億2200万円(88.1%増)、当期利益1億2100万円(30.6%増)の増収増益となった。

同期は信頼される商品の提供を目指し、「食」のSCMの部分に注力し、北海道で231haの土地を取得。国内での原材料生産に着手した。また、エジプト、カンボジアの計4800haの土地でも早期の作付け、収穫を目指した。

事業別の概況は業務スーパー事業で、18店舗を出店し5店舗を退店。総店舗数は494店舗となった。新規出店の内訳は、直轄エリア8店舗、地方エリア10店舗。また、自社輸入商品の割戻しや、新規出店の設備費用一部割戻しなど、フランチャイズ本部としてオリジナル商品の開発や利益率アップ、新規出店のフォローなどに取組んだ。売上高は611億8800万円(30.3%増)と拡大した。

神戸クック事業では、大型ビュッフェスタイルレストラン「神戸クックワールドビュッフェ岡山下中野店」をオープンさせ、店舗数を拡大し全国で10店舗となった。スローフードをテーマに従来のビュッフェレストランとは差別化されたオリジナル性を追求し、顧客基盤を拡充する。同事業の売上高は4億2500万円(12.1%減)となった。

通期は売上高1310億円(22.3%増)、営業利益18億7500万円(84.0%増)、経常利益18億7500万円(135.3%増)、当期利益11億1000万円(150.6%増)と増収増益の見通し。

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