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神戸物産/業務スーパー事業の売上高1056億9600万円

2008年12月15日 / 決算

業務用食材などを販売する業務スーパーを展開する神戸物産が12月15日に発表した2008年10月期決算によると、売上高は1071億4600万円(前年同期比12.6%増)、営業利益10億1900万円(33.5%減)、経常利益7億9700万円(50.1%減)、当期利益4億4300万円(54.4%減)の増収減益となった。

事業別の概況は、主力の業務スーパー事業の店舗数がフランチャイズ店479店舗、直営店2店舗となり当初計画に比べ新規出店が少なかった。業務スーパーの販売体制は、スーパーバイザーの指導等に加え、「安全・安心」に対するポップ掲示などを実施。次第に実効性が見られつつあるという。

プライベートブランド商品の開発では、「安全・安心」を基本スタンスとして品質保持への意識を向上させ、グループ各工場と協力工場への管理体制を強化した。業務スーパー事業の同期売上高は1056億9600万円を記録した。

神戸クック事業では外食店舗「神戸クックワールドビュッフェ」の商品力の強化、管理体制の強化を図った。店舗数は6店舗を開店して8店舗体制となり、売上高は9億800万円となった。リラクゼーション・ステイ事業の売上高は6億9800万円だった。

通期は売上高1250億円(17.7%増)、営業利益15億6000万円(61.5%増)、経常利益15億6000万円(111.0%増)、当期利益9億円(121.6%増)と増益に転じる見込み。

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