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神戸物産/スーパー、リラクゼーション事業がけん引し売上高27%増

2009年03月06日 / 決算

神戸物産が3月6日に発表した2009年10月期第1四半期決算によると、売上高は310億5200万円(前年同期比27.8%増)、営業利益2億600万円(157.3%増)、経常損失3100万円(前期は9700万円の経常損失)、当期利益2100万円(1億2100万円の当期損失)と利益面が改善した。

事業別の概況は、業務スーパー事業が62店舗の新規出店(退店2店舗)を行い、総店舗数は486店舗となった。新規出店の内訳は、直轄エリア3店舗、地方エリア5店舗と、地方での勢いが増した。またオリジナル商品の開発から原材料調達、製造、販売までを一元管理し、流通改革のためのローコストオペレーションが確立された製販一体の「製造」を強化するために、生産基盤の確立を進め、多数の企業と資本協力関係を結んだ。売上高は307億1900万円(28.5%増)の増収となった。

神戸クック事業では、兵庫県明石市に最大級の店舗をフランチャイズで出店。従来の「安全・安心」に加え「美容・健康」を新たなコンセプトに、新メニュー開発などに取り組んだが、売上高は1億7600万円(42.5%減)の大幅減となった。

リラクゼーション・ステイ事業は、全施設直営のヴィラ・スピカの各施設に神戸クックワールドビュッフェを併設して展開中。売上高は1億5500万円(72.2%増)と全部門で最も躍進した。通期は売上高1310億円(22.3%増)、営業利益18億7500万円(84.0%増)、経常利益18億7500万円(135.3%増)、当期利益11億1100万円(150.8%増)と大幅増益を見込む。

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