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総合メディカル/売上高5.4%増、営業利益36%増

2010年01月19日 / 決算

総合メディカルが1月19日に発表した2010年3月期第3四半期決算によると、売上高は505億4600万円(前年同期比5.4%増)、営業利益16億3500万円(36.4%増)、経常利益16億6500万円(30.7%増)、当期利益9億6000万円(38.4%増)となった。

第3四半期のコンサルティング関連事業は、医業継承・医療連携・医師転職支援システム(DtoD)による医師の転職支援で常勤医師の紹介件数は減少したが、非常勤・アルバイトの紹介件数が増加し1186件(前年同期比317件増)となった。

DtoDに関する売上は、常勤医師の紹介件数の減少で4億1900万円(5.0%減)。病医院の経営コンサルティング収入は経営診断や経営改革に関する契約額が小型化し、4億7900万円(4.0%減)となった。コンサルティング関連事業全体の売上高は8億9800万円(4.5%減)営業利益は2000万円(83.7%減)だった。

薬局関連事業は調剤薬局18店舗(11店増)を出店し、2店舗を閉鎖。昨年9月11日には、調剤薬局8店舗を運営するとりせんファーマシーの全株式を取得した。この結果薬局数は282店となり、既存店の売上が6.0%増加したことに加え、出店などの増収効果もあり売上高は364億5100万円(8.7%増)、営業利益は30億3200万円(13.0%増)となった。

リース・割賦関連事業は、前期に大型案件を成約した反動減などで契約高は66億4900万円(15.8%減)。売上高は66億5100万円(12.0%減)で、営業費用の負担が減り営業損失は1億4800万円と前期の営業損失2億5600万円から改善した。

医療施設の設計・施工などその他の事業は、売上高14億2500万円(28.6%増)、営業損失は4000万円と前期の営業損失1億4500万円から改善した。

通期は売上高712億7000万円(8.2%増)、営業利益30億6000万円(23.8%増)、経常利益30億3000万円(18.6%増)、当期利益16億5500万円(29.6%増)を見込んでいる。

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