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総合メディカル/第1四半期の当期利益2.5倍

2010年07月21日 / 決算

総合メディカルが7月21日に発表した2011年3月期第1四半期決算によると、売上高は163億4500万円(前期比1.8%増)、営業利益3億3900万円(69.4%増)、経常利益3億7300万円(71.1%増)、当期利益2億700万円(2.5倍)となった。

種類別の概要は、医業支援の医業継承・医療連携・医師転職支援システムで、常勤医師の紹介件数が24件(8件増)となるなど、医師の転職支援件数が1.5倍となった。

関連する売上高は1億4700万円(12.4%増)となり、病医院経営のコンサルティング収入は大型案件の検収もあって1億8000万円(15.0%増)となった。コンサルティングの売上高は3億2700万円(13.8%増)だった。

第1四半期のリース・割賦契約高は、前期まで行っていたサプライヤーから医療機器などを仕入れ、リース会社へ売却するDリースを止めたため、18億5100万円(6.1%減)となり、リース・割賦の売上高は17億8100万円(10.1%減)となった。

これらを含む医業支援の売上高は35億2800万円(9.7%減)だが、利益面では、コンサルティングの売上増加とレンタルとリース・割賦の原価率低減もあって、営業損失2600万円と1億6400万円改善した。

調剤薬局では9店舗(5店舗増)を出店し、今年6月1日には調剤薬局10店舗を運営するあおば調剤薬局の全株式を取得した。一方3店舗を閉鎖し、期末薬局数は303店舗となった。

新規出店やM&Aによる増収効果もあって、売上高は125億1900万円(6.0%増)となったが、薬局出店の推進費用(医業支援への社内取引)の負担増などで、営業利益は5億2100万円(2.5%減)となった。

通期は売上高759億5800万円(7.9%増)、営業利益38億2800万円(17.1%増)、経常利益38億600万円(15.4%増)、当期利益21億6000万円(40.2%増)を見込んでいる。

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