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近鉄/流通業の通期売上1.4%増の4563億円

2009年05月13日 / 決算

近畿日本鉄道が5月13日発表した2009年3月期連結業績によると、流通業の売上高は4563億7300万円(前年同期比1.4%増)、営業利益6億9200万円(82.9%減)となった。

阿部野橋ターミナルビル整備計画の進捗に合わせ、取壊し予定の阿倍野店旧館部分の売場を移設するための改装を実施する一方、同店南側に都市型複合商業施設「AND」を開業したほか、各店で商圏内のニーズに合わせた売場改装を実施した。

小売業では、大阪難波駅構内でショッピングモール「TIME’SPLACE」を開業したほか、新業態の店舗展開に取り組むなど、新規出店、既存店舗のリニューアルを積極的に推進するとともに、引き続き大和西大寺駅での商業施設整備工事を進めた。

流通業の営業収益は、消費マインドの冷え込みが厳しく百貨店業が減収となりましたが、小売業で前年下半期に連結子会社とした近商ストアの売上高が期を通じて寄与したため、全体では増収となった。

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