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AOKI/ファッション事業が苦戦し、当期利益は92%減

2008年11月09日 / 決算

AOKIホールディングスが11月7日に発表した2009年3月期第2四半期決算によると、売上高は588億300万円(前年同期比3.0%増)、営業利益は11億4500万円(64.7%減)、経常利益は16億1600万円(54.5%減)、当期利益は1億2100万円(91.8%減)と減益となった。

ファッション事業をみると、店舗面では、新業態の駅ビルへの2店舗(ミーナ町田店、大阪肥後橋店)と初出店の九州3店舗を含めて17店舗を新規出店し、その一方で1店舗を閉鎖した。このため、総店舗数は、397店舗。

ORIHICA(オリヒカ)では、20代から30代のニューファミリーをコアターゲットとし、「女性がはいりやすい店舗」を目指し、1店舗を新規出店した。このため、店舗数は38店舗。このほか、カジュアル衣料専門店M/X(エムエックス)では1店舗を閉鎖し、店舗数は33店舗。

これらの結果、ファッション事業での売上高は373億4300万円(0.6%減)、営業利益は1900万円(98.8%減)と減収減益となった。

一方、アニヴェルセル・ブライダル事業では、商品提案力の向上に努め、売上高は105億6700万円(7.9%増)、営業利益は6億300万円(36.0%減)。また、エンターテイメント事業では、売上高は108億9100万円(12.4%増)、営業利益は6億300万円(19.7%減)。

なお、通期の見通しでは、売上高は1323億円、営業利益は83億円、経常利益は90億円、当期利益は30億円となる見込み。

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