流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





ヤマノHD/売上高36%増、営業利益5900万円

2010年05月19日 / 決算

ヤマノホールディングスが5月19日に発表した2010年3月期決算によると、売上高は313億6600万円(前期比36.0%増)、営業利益5900万円(前期は9億4800万円の営業損失)、経常利益1100万円(8億900万円の経常損失)、当期利益3億800万円(8億2100万円の当期損失)となった。

子会社の売却などで減収となったが、関係会社株式売却益や貸倒引当金戻入額などを計上した。また昨年10月に実施した子会社8社の吸収合併による繰越欠損金の引継ぎなどで法人税額が減少し、前期の当期損失から回復した。

事業別の概況は、和装事業の売上高が76億1200万円(40.4%減)、営業利益が3億2400万円(前期は1億100万円の営業損失)だった、

宝飾事業はファストファッションの流行などが影響し、売上高が37億4600万円(53.4%減)、営業損失は800万円(1億800万円の営業損失)だった。

洋装事業は高額商品の伸び悩みなどで、売上高が69億9400万円(33.7%減)、営業利益が5400万円(5900万円の営業損失)で推移した。

健康関連事業は新型インフルエンザの流行などで、売上高が58億6600万円(25.4%減)、営業損失が2500万円(2億2000万円の営業損失)となった。

来期は売上高264億円(15.8%減)、営業利益4億円(6.8倍)、経常利益2億5000万円、当期利益8700万円を見込んでいる。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧