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ヤマノHD/売上高42%減、営業損失1億1700万円

2009年08月15日 / 決算

ヤマノホールディングスが8月12日に発表した2010年3月期第1四半期決算は、売上高が83億700万円(前年同期比42.4%減)、営業損失1億1700万円(前年同期は営業損失5億8000万円)、経常損失1億3200万円(前年同期は経常損失5億5100万円)、当期損失4400万円(前年同期は当期損失1億7700万円)となった。

経営責任を明確にするため業績不振であった子会社の役員を変更し、不採算店舗・事業所の撤退を加速、徹底したコスト削減、ワークシェアリングの実施による人件費の圧縮、収益力の強化に努めた。

売上高は子会社売却・店舗閉鎖により減少しているが、既存会社(現在当社のグループである子会社)のみの比較では、人件費約61800万円の削減、店舗などの賃借料約2億5400万円の削減により、固定費を合計10億円以上圧縮した結果、営業損失は、約9億円の改善した。

管理部門と販売システム・経理システムの統合による経費の圧縮と経営資源の共有化による販売力強化を目的として、同社と子会社8社の吸収合併を2009年10月1日に予定しており、2009年6月に「合併委員会」を発足し、合併に向けての準備を進めている。

通期は、売上高358億円(26.9%減)、営業利益4億円、経常利益2億円、当期利益4億円を見込んでいる。

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