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トップカルチャー/仕入原価の改善で営業利益24%増

2010年06月09日 / 決算

トップカルチャーが6月9日に発表した2010年10月期第2四半期決算によると、売上高は179億200万円(前期比16.7%増)、営業利益5億4300万円(24.0%増)、経常利益5億6700万円(17.3%増)、当期利益2億9200万円(12.7%増)となった。

第2四半期は、移転出店1店と移転統合による閉店2店を実施し、グループ店舗数は76店舗となった。アンフォルマの完全子会社化で店舗数が増加し、増収に寄与したほか、商品別では書籍の売上高が17.8%増(既存店は2.5%増)、レンタルは21.8%増(9.0%減)、文具は26.1%増(20.7%増)となった。

販売用CD・DVDは定番商品の提案強化と売場効率化の結果、販売用CDの売上高は2.4%減(15.2%減)となったが、販売用DVDは3.6%増(15.1%減)となった。

小売事業では、蔦屋書店部門が既存店の売上高が前年並みを確保したこと、アンフォルマの完全子会社化に伴う店舗数増加(11店舗)で、売上高は173億3500万円(17.3%増)となった。

古本市場トップブックス部門の売上高は4億8600万円(1.3%減)だった。利益面ではスケールメリットを活かした店舗運営への切替を進め、仕入原価とコスト効率を改善。経常利益が増益となった。

通期は売上高350億円(18.4%増)、営業利益7億7400万円(11.7%増)、経常利益8億2100万円(12.0%増)、当期利益4億1100万円(18.3%増)を見込んでいる。

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