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トップカルチャー/第3四半期の売上高15.4%増、営業利益4.8%減

2010年09月08日 / 決算

トップカルチャーが9月8日に発表した2010年10月期第3四半期決算によると、売上高は255億8700万円(前年同期比15.4%増)、営業利益5億3800万円(4.8%減)、経常利益5億7600万円(7.6%減)、当期利益2億4300万円(17.2%減)となった。

商品別では主力商品のうち、書籍が全店16.9%増(既存店1.9%増)、文具が全店24.3%増(既存店18.8%増)、レンタルが全店18.7%増、(既存店11.4%減)、販売用DVDが全店7.6%増(既存店11.6%減)と売上を伸ばし、増収に寄与した。

文具はライフスタイルを重視した品揃えの強化と売場拡大が奏功し、既存店が13か月連続で2桁の売上伸長を続けている。ただ、販売用CDは全店2.2%減(既存店14.8%減)となった。

蔦屋書店部門の売上高は248億600万円(16.0%増)となった。既存店の売上高は1.9%減となったが、アンフォルマの完全子会社化に伴う店舗数増加(TSUTAYA11店舗)が増収の主な要因となった。

古本市場トップブックス部門の売上高は6億5500万円(2.6%減)となった。中古商品の買取強化と売場提案力の向上に取り組み、第3四半期から、エリアマネージャーを1名配属し店舗運営力の強化を図ったが減収となった。

既存店2店(蔦屋書店西長岡店・320坪、蔦屋書店北長岡店・400坪)を統合閉店し、新たに最大規模の1000坪の超大型複合店舗「蔦屋書店長岡古正寺店(新潟県長岡市)」を移転出店した。グループ合計店舗数は75店舗となった。

通期は売上高350億円(18.4%増)、営業利益7億7400万円(11.7%増)、経常利益8億2100万円(12.0%増)、当期利益4億1100万円(18.3%増)を見込んでいる。 

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