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トップカルチャー/第2四半期の売上高0.6%増、経常利益20.5%増

2009年06月10日 / 決算

トップカルチャーが6月10日に発表した2009年10月期第2四半期決算によると、売上高は153億4100万円(前年同期比0.6%増)、営業利益4億3800万円(17.4%増)、経常利益4億300万円(20.5%増)、当期利益2億5900万円(10.5%増)の増収増益となった。

エリアマネージャー制度を導入。店舗運営力の向上、在庫適正化と効率運用、現場の声のフィードバックと経営への反映などに取り組んだ。

主力の蔦屋書店部門は店舗数増などで売上高が147億7900万円、0.6%増(既存店は3.4%減)となり、これが増収の主要因となった。

商品別の動向では、書籍が3.8%増、(0.4%増)、レンタルが5.3%増(0.2%減)で推移した。書籍は商品提案力の向上と売上上位商品の充足率強化が奏功し、レンタルは既存顧客のリピート率向上の取組が寄与した。

販売用CD売上高は14.1%減(17.3%減)、販売用DVDは8.4%減(11.5%減)と想定を下回った。

古本市場トップブックス部門はゲーム新商品のタイトルパワーの不足、大型タイトルの発売延期などで新商品売上は伸び悩み中古売上が増加。

同部門の売上高は4億9200万円、1.7%減となった。スポーツ関連事業の売上高は6900万円(3.7%増)だった。利益面では、重点課題のレンタルの粗利益率改善と在庫効率化の取組が結実し、売上総利益率は2.0%増の31.3%となった。

通期は売上高303億100万円(2.6%増)、営業利益7億7800万円(41.5%増)、経常利益8億2000万円(34.8%増)、当期利益4億1000万円(18.7%増)を見込んでいる。

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