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サンワドー/第1四半期の営業利益2倍、当期損失1400万円

2010年06月18日 / 決算

サンワドーが6月18日に発表した2011年2月期第1四半期業績によると、売上高は67億7300万円(前年同期比3.8%減)、営業利益1億1500万円(90.5%増)、経常利益8900万円(143.7%増)、当期損失1400万円(2200万円の当期損失)となった。

好調な食品部門を強化する一方、人時生産性向上による人件費の削減、広告宣伝費等販売費・一般管理費の節減に努めた。

好調な食品部門が前年同四半期比13.7%増加し、家電部門もエコポイント制度効果により1.5%増加した。だが、春先の低温続きが響き、ペット&グリーン部門において花苗、肥料、培養土等の売上が不振で10.8%減少したほか、カー・レジャー部門でも前年の高速道路料金割引制度によるETC、ナビゲーション特需の反動から10.7%減少した。ブランド部門が11.5%、DIY部門が6.8%、リビング部門が6.6%、それぞれ前年同四半期比減少した。

営業利益と経常利益の増加は人時生産性向上による人件費削減、広告宣伝費の見直し、不動産賃借料の減額等販売費・一般管理費を節減したことが要因だった。適格年金制度を廃止し、確定拠出年金制度及び退職一時金制度へ移行することにより、退職給付制度終了損として1億500万円を特別損失計上したため、1400万円の純損失となった。

通期業績は、売上高296億円、営業利益4億3000万円、経常利益3億8000万円、当期利益1億3000万円の見通し。

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