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サンワドー/3-11月は人件費・広告宣伝費削減で増益

2010年12月21日 / 決算

北海道・青森・秋田にホームセンターを展開するサンワドーが12月21日に発表した2011年2月期第3四半期決算によると、売上高は218億4500万円(前年同期比0.2%減)、営業利益は4億3200万円(46.3%増)、経常利益は3億9200万円(60.8%増)、当期利益1億4000万円(71.9%増)だった。
5月に登別店、7月にザ・サンワ柏店、さらに8月には八食店とむつ店の改装を行い、食品部門を強化した。イエローハットむつ店を新設開店し、売上確保に努めた。 
売上高は食品部門が前年同期比17.8%、家電部門が前年同期比0.6%とそれぞれ増加しましたが、その他の部門(カー・レジャー、リビング、ペット&グリーン、DIY等)が減収となり売上高は減収となった。
価格引下げによる集客強化戦略と、売上を伸ばした低粗利の食品や家電部門の売上構成比が高まったことによって、売上総利益が減少(前年同期比500万円減少)した一方、継続的に取り組みをしている人時生産性向上による人件費の節減、広告宣伝費の見直しなど、販売費及び一般管理費を1億4200万円削減したため増益となった。
通期は売上高296億円(1.8%増)、営業利益4億3000万円(7.8%増)、経常利益3億8000万円(18.2%)、当期利益1億3000万円(19.9%増)の見通し。

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