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クスリのアオキ/5月期の売上9.3%増、営業利益3.9%減

2010年06月29日 / 決算

クスリのアオキが6月29日に発表した2010年5月期業績によると、売上高539億9400万円(前年同期比9.3%増)、営業利益16億6600万円(3.9%減)、経常利益17億2100万円(3.7%減)、当期利益9億3200万円(4.2%減)となった。

減益の要因としては、第2四半期までは新型インフルエンザ需要等があり、全般的な業績は比較的順調に推移していたが、第3四半期以降は厳しい消費環境に加え、新型インフルエンザ需要がなくなり、花粉症関連商品等も不振であったため、来店客数や売上高が予想を下回る状況になったことが挙げられる。また、来店客数の減少に歯止めをかけるため、第3四半期以降は、チラシ配布回数の増加など販促強化策を実施した結果、第3四半期途中からは売上高について一定の回復を実現することができたが、販促にかかわる費用の増加などにより、営業利益、経常利益、当期利益が前年同期を下回る結果となった。

商品部門別売上高は、ヘルス(医薬品や健康食品等)113億1100万円(売上構成比20.9%、前年同期比6.3%増)、ビューティ(カウンセリング化粧品やフェイスケア商品等)131億2300万円(24.3%、6.2%増)、ライフ(家庭用品やベビー関連用品等)253億5400万円(47.0%、9.7%増)、調剤(薬局にて処方する医療用医薬品)42億400万円(7.8%、27.1%増)となっている。

来期の業績は、売上高612億8000万円、営業利益15億4500万円、経常利益15億5600万円、当期利益7億5200万円の見通し。

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